溺愛幼なじみと同居中♪
「わりぃ。別れてくれ。」



俺は冷たく彼女に言い放った。



「なん………で…………?」




俺に別れ話をされるとは思わなかったのだろう……




別れ話を切り出された彼女は
小刻みに震えている。







「苺花のこと悪く言うやつと付き合えねーから。」




「なにそれ!?」





彼女は俺を睨んできたが、俺も彼女を睨み返した。




負けるもんかってな。





「あたしより桜井さんのが、可愛いって言いたいの!?」





「当たり前だろ。苺花は誰よりも可愛いんだよ。お前みたいなブスとは違う。」





汚い物でも見るような視線を彼女に向けて……俺は一人で校舎へと戻った。





やっぱ俺……苺花じゃないと無理だわ。





こんな性格ブス女なんて無理。




俺には……苺花だけだよ。





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