黒田さんと山海くん
新学期!!

《美麗side》


ひさしぶりに制服にそでを通す。


今日からまた学校が始まる。


うぅ~だるい。


しかも昨日はコミケに行ってたから、足が痛い・・・


昨日足痛かったけど、調子乗ってアニメイト行ったんだよね・・・


「行ってきまーす」


足の痛さとだるさを抱えて学校に向かう。


んー眠い。


夏休み中は昼まで寝てたからな・・・


ぼーっとしながら歩いてると、「美麗さーん!」と話かけられた。


振り返ってみると、予想通り涼聖くんだった。


「涼聖くんおはよう。・・・朝から元気だね」


「おはようございます!えっと、一緒に学校行っていい?」


涼聖くんが首を傾げながら聞いてくる。


可愛い・・・


ちょうどそこを通ってたお姉様の顔が真っ赤になってたよ。


「もちろんいいよ。」


私がそう言うと、涼聖くんの顔がぱぁっと明るくなった。


おぉ~青春ですなぁ


「美麗さんって、宿題どの時点で終わってた?」


「一週間前には終わってたよ」


「早いですね・・・」


「そんなこと無いよ!涼聖くんは?」


「僕は3日間前かな。」


「それでも十分早いと思うよ。私、去年は最後の日に徹夜したから。」


「へぇ~!意外です。美麗さんって、コツコツやっているイメージだから。」


「そーでもないよ?」


そんな話をしながら、私達は学校へむかった。

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「では、文化祭で何をやるか決めます。」


あれから何日かすぎた今日。


今日は文化祭で何をやるか決めることになってる。


さすがにこの私でも、文化祭は楽しみ!


「何をやりたいか誰か意見はありますか?」


やりたい物とか特に無いなぁ。


あ、でも決められた物をちゃんとやるけどね。

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