ハルコイ~キミと桜の木の下で~
プロローグ
「うひゃー。人多ッ!」

私は今、近所の公園に来ている。
中学を卒業し、4月からはいよいよ華のjK!じょしこーせー!!!!
…なんだけど。
私はすっごくジミ。そしてヲタク。
春からは名門お嬢様校の聖フレイア学園に行くというのに
こんな見た目であそこの生徒と名乗っていいのか…。恥ではなかろうか…。

と、考えながら歩いていると…
ドンッ

「はっ!ごめんなさい!」
「嬢ちゃん、何ボヤーッと歩いとんのや!」

酔っぱらったオジサンにぶつかってしまった…。
と、その時。

「おい!ちゃんと謝ってるだろその子!そんなにしつこくつきまとうなロリコン親父!!」
「…な!ロリ…「キミ。大丈夫かい?行こうか」
「えっ!あっ、はい。ありがとうございます…」

これが私と彼の出逢いだった…
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