大魔法使いの孫



 ーー
 ー



 
 「はぁー…、夜中に家に帰ってきたと思ったら、その方は何方ですか?」



 「えっと〜…尚って言ってね、アタシの唯一の友達よ。今はちょっと家庭の事情で家に帰れなくて…だから泊まらせて良いでしょ??」


 「何処の誰だか分かりもしない人をいきなり止めるだなんて…。まぁ、仕方ありませんね。一晩だけですよ?」


 「ありがとう!アルリン♪♪」


 「尚です…ありがとうございます」



 「…いいえ」




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