もしも明日もあったなら。

「まぁいいじゃん!どうせ地区センだし、人増えても問題ないっしょ!」

流石ゆかり先生。
かっこいいわ…

「私もいいと思うよ?」

「ほらほら、ゆかりちゃんも実陽ちゃんもいいって言うとるし~…岩原君仲良うしようや?」

雨宮君は笑いながら隼人に頼んだ。
あれ。って言うかいつから私『実陽ちゃん』って呼ばれてたっけ。

「チッ…しょうがねぇな」

ついに隼人が折れた。
やっと勉強出来る…長かった……
私は駿と目が合い、お互い苦笑した。


問題はこのあとだった。
< 76 / 163 >

この作品をシェア

pagetop