助けてくれたひとは………

ちょうどみんなが食べ終わった頃に
誰かの携帯が鳴った
すると
琉架さんが

「あっ俺のだ」

と言い席を離れて電話にでていた時


「うわっ」
私はビックリして声を出した

なぜ私が声を出したかというと
京也にいきなり抱っこされて気づくと
椅子に座っている京也の膝の上に座らせられていた

「京也、恥ずかしいんだけど…」

「秋良と透のことなんか気にするな」

いや、
でも秋良さんはにやにやしてるし
透さんはじーとこっちを見てるし……


「ほんと、京也の変わりようには驚きっぱなしだよ……」

5分もしないうちに琉架さんは戻ってきて私達を見て
そう言いながら椅子に座った

そしてまた、琉架さんは口を開いて

「すまん京也
明日なんだが急な仕事が一件入った」

「…………………」

と言ったけど京也が琉架さんの話を無視するから

「……京也無視しないの
仕事なら仕方ないよ」

私は京也にそう言ったら京也は私にボソッとわかったと言い

琉架さんと話始めた
「……琉架、早く終わる仕事か?」

「あぁ、そんなに遅くならないよ」

京也が聞いて、琉架さんが答えると

「なら、明日は早く終わらせるぞ」

「わかったよ
さて、そろそろ俺達は帰りますか」

琉架さん達はそれからすぐに帰ってしまった

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