龍×蝶

＊in理事長室＊

ガチャ
蓮斗「おっ！やっと来たな。」

『ちょっとなに⁇急に呼び出さないでよ。しかも、灰廉おにーちゃんと一緒に…
」

灰廉「蓮斗。呼び出した理由はなんだ⁇」

蓮斗「すみません。灰廉さんは、半分はなんとなくです。あっ‼︎でも、それだけではないです。」

灰廉「じゃあ、なんだ⁇」

蓮斗「その…教室では翡翠と話しも出来ないだろうと思いまして…」

灰廉「そうか…気つかわして悪いな。」


蓮斗「いえ。別にこれくらい大丈夫です。気にしないで下さい。」

『ちょっと‼︎ 2人で話し進めないでよ‼︎』

灰廉「あっゴメンね。翡翠。」''ギュッ''

『灰廉おにーちゃん痛い！くるしい！離れてっ‼︎』

灰廉「あぁ、ゴメン…で、翡翠。どうせ聞きたい事があるんだろ⁇」

『ぅん』

灰廉「なんだ？言ってみろ。どんな話も聞くし、いくらでも答えてやる。」

『やった‼︎じゃあまず…菫青さんと鋼玉さんは、灰廉おにーちゃんが家を出た理由・今住んでる場所・ココにいる事は知ってるの？』

灰廉「あぁ、知ってる。連絡も定期的に取ってるからな。」

『そっか……じゃあ次の質問ね。朝の様子からすると私がココに来る事は、知らなかったんだよね？』

灰廉「あぁ、聞いてなかった。でも…翡翠が1週間前に前の高校を退学になったのは知ってた。理由も含めてな。」

『そーなんだ。じゃあ、灰廉おにーちゃんがココにいる事は、私と日長・月長だけが知らなかったってこと？あと…日長・月長がアイドル活動してるのは知ってたの⁇』

灰廉「もちろ知ってる。2人が出した曲、出ているTVはきちんとチャックしているからな。」

『あっそーなんだ…（汗）じゃあ、日長・月長にも灰廉おにーちゃんがココにいる事伝えていいよね？』

灰廉「うーん…まあ、それぐらいならいいかな。」

『じゃあ、この質問が最後ね。何で家を出たの？』

灰廉「えっ⁉︎いや〜……それは〜……」

『お願い教えて！（涙目＋上目使い）』

灰廉「…//お前、それどこで覚えた⁉︎たのむからその頼み方はあまりするな。
分かったか？」

『……？まぁ、分かった。…で、早く家出た理由教えて。』