強引男子にご用心!

そして、連れて行かれたのはお洒落で綺麗なレストランだった。

ドアは磯村さんが開けてくれたし、テーブルも絶妙な配置で置かれていて、他人とぶつかる事はない。

気を……使ってもらっているんだろうか。

不思議そうな顔をしたら、


「誰が気絶寸前の奴と食事したいかよ。それに、女をエスコートするのは当然だろうが」


このタラシめ。

磯村さんは、きっとどこか一言多い人なんだと思った。












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