☆☆☆ 暴れキャンディ ☆☆☆
茶碗子のフルスイングの右の張り手が箸矢の顔にヒットした。
「いてええー!」
「いてええー!」
箸矢も痛かったが茶碗子自身も痛かった。
「なんでえ?」
「なぜ?」
確かに今は左胸は箸矢の顔になっているが自分の胸なのだ。
叩いて痛いのは当然である。
茶碗子は数秒後それを理解した。
しかしそれは箸矢が自分の体の一部である事実を認める事となる。
いくら夢の世界の話でもショックだった。
嫌な夢だった。