☆☆☆ 暴れキャンディ ☆☆☆
第九章 私は今腕にいる

 箸矢は何か視線を感じた。
 視線を感じるという言葉は一見曖昧に聴こえるが曖昧ではなく不思議なもので人間の第六感というべきなのか考えれば考えるほど不思議なことだ。

 視線の発信源は自分の左の上腕二頭筋。
 つまり力こぶだった。
 だから箸矢はとりあえず視線を左腕に向けた。

 「……」
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