マイ リトル イエロー [完]

言葉にならない愛しさを唇から伝えるかのように、

柔らかい春の風に揺れる菜の花にキスをするように、

そっと、優しく。



あの黄色い花が、明るく道を照らし出してくれる気がするから、

月並みだとまた笑われるかも知れないけど、やっぱり最後にもう一度言うよ。

『君は僕の菜の花だ』。







fin
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