ひみつ遊び

俺達の出会い

要side

ここは、俺が通う南が丘北高校の3年1組

そして俺は、相生 要

決して頭がいいとはいえない学校ではあるけど、家から近いというお得物件だ


(誰に自己紹介してるんだよ...)


そんな事を思いながら、右手に握られた朱色の封筒を見つめる俺

いつも通りの日になるはずだったのに、気分は絶不調


「何でこんな物が...」


朝起きたら、枕元にあかい封筒があった

こんなシチュエーション、あっていいのだろうか?


問いかけるのも馬鹿らしい


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