【完結】四ツ葉のクローバー。

「ばっ、ばーか!お前、ちゃんと友達作れよ
俺にばっか頼んな、俺も協力すっから」

それは、嬉しくも悲しくもとれる言葉。

「それって、私の事心配して言ってる?
それとも…私が邪魔なの?」

翔太は着替える手を止めて


「どーだろーな。両方だな。」

と真顔で言った。

もぅ…どっちなのよ!

頭がこんがらがって泣きそうになる。


「あー、もう泣くなよ?
よしっ、できた!行くぞ。」


ばかっ…まだ泣いてないもん

そんなに早く私の事気づくのに

私の気持ちには気づいてくれないんだね


でも…いいよ、こうやって傍に居られれば。

君の事はなんでも分かってるから。

それだけで私は幸せだよ。


「__うんっ!」

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