ツンデレな彼と同居中♡
みんなにクスクス笑われて

若干惨めになったけど、

答案をみてつい笑みがこぼれてしまう。

やった♪やった♪

はっちじゅうきゅーてんっ!!

自分でも気づかないうちににこにこしていて、

答案を返してもらった高木君は

私を見てクスッと笑った。

「佐久良、その調子だと随分良かったみたいだね」

そう言われてパアッと目を輝かせる。

「そうなのそうなの!!
私ね!89点だったの!!」

そう言ってまたもやにこーっと笑うと

フッと優しく微笑む高木君。

「頑張ったね。すごいよ」

「ありがとっ!」

私はそう言うと高木君に微笑みかけた。

その時、風雅が私と高木君を

見ていることには気付かなかった。
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