恋心。
不信
約二年前...
俺は大切な女を失った。
麗奈。俺は本気で好きだった女一人守ってやれることすら出来なかった。
麗奈は親から虐待を受け、
学校で流行ってたいじめを止めたばかりに学校でいじめられていた。
麗奈は強がりで、どんなに辛いことがあっても「大丈夫」、「平気だよ」。
って強がってた。
そんな強がりに俺は気付いてやれなかった。
麗奈は亡くなった。
中1の5月の半ば頃。
死因は自殺だった。
俺は何故か少し裏切られた気持ちになった。
それから俺は、「女なんて暇つぶし。」
なんてそんな気持ちを抱いてた。
女と付き合っては別れて。
それを繰り返して、一人が寂しくなってた。
元々人を信じたり、馴れ合ったりするのが苦手だった。
他の女と付き合ったって
いつも麗奈。麗奈って
俺には麗奈しかいなかった。
運命の人だった。

それから3年が経ち。
それでもまだ麗奈のことを好きだった。
ずっとずっと好きだった。
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