私を惚れさせて。私の虜になって。
「真ん中はまーくんでしょ?」

「ここにいるだけでもすごいと思ってほしい」

松木はおぼつかない手つきで設定をしていた。

それが終わると、私の肩に腕を回した。

「ちょっ…」

恥ずかしいよ。

「カメラ目線」

何、愛想笑い浮かべちゃって。

「ちょ、まーくんまで何してんの」

2人から肩を回された。

ぎゅうぎゅうで、しょうがない。

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