”好き”になってよ。

次の日になり、だいぶ良くなった。
検査でも異状は特になく、
明日には退院できるみたい。


「千咲っ!」

「ん?あ、蓮ちゃん」

ベッドでゆったり過ごしていた私の元に来たのは、蓮ちゃん。

「もう...心配したんだから!いきなり倒れちゃってさぁ。気分悪かったなら、言ってくれればよかったのに...」

「えへへ...ごめんね」

「千咲のことだから、また何かあったんでしょ」

「うん...実はね.........」


< 39 / 129 >

この作品をシェア

pagetop