キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜




「じゃーね、蓮斗っ。」



帰り道、詩織がそう言って家に帰っていった。



詩織…最後におまえと菜の花畑に行けてよかったよ。じゃあな。



「おー、また、な。」



また、は来るかわからないけどーー


俺はそう言って詩織に背を向けたのだった。


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