キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜




「おまえさ、息荒いよ?マジ大丈夫なわけ?」



「あぁ、詩織、じゃーな。」



気づいたら蓮斗のクラスの前までついていた。



「え、あ、ちょ……」



正直、不安だ。あんなにフラついてる足取りなんてされたら……



そんなことを思っていると合山くんが優しく微笑んでくれる。




「蓮斗は俺が注意して見ておくから安心して。なにかあったらすぐキミに言いにいく。」



神様のような合山くんの言葉。




「あっ、ありがとうっ…!」



ニコリと笑ってそう言うと合山くんはクスリと笑って、



「じゃ、蓮斗のことは任せて。」




そう言って蓮斗の元へといった。




< 75 / 305 >

この作品をシェア

pagetop