【続】裏アリ男子にご注意ください!
大西さんは何度も爽太くんにお礼を言って、梨花ちゃんたちとの会話に混じっていた。
だからあたしもその方へ行って混じってみる。
「ねーねー、さっきの話ホントー?」
なるべく明るい感じを装いながら入ってみる。
クラスの女の子が半分くらい輪になっていて楽しそうだった。
「あ、桃花ちゃんー!」
梨花ちゃんはあたしをみるとうれしそうに微笑んでくれて、それが天使みたいでいやされる。
「ね、梨花ちゃんって爽太くんのこと好きなの?」
そうきくと。
「うん!」
と、即答された。