鈴姫戦記 ~ふたつの悲しい恋物語~





 魔物を見れば、わずかに上半身を起こそうとしている。


 させるかっ!



──ドン!



 霊力の弾を作ると、魔物の頭を一撃した。


 すると、魔物は動かなくなる。


 よし、今のうち・・・・・・。


 そう思って、手を組んだ



 ──その時だった。





「ッッ!」



 目の前の光景に、目を疑った。


 なんで?


 なんであなたがいるの・・・・・・?




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