最高の誕生日


「人生最高の誕生日だ…。」



涙ぐみながらそう言うと、朔の手が私の腰に回る。



「今日はまだまだこれからだろ?」



「へ?」



「今日はお前の初体験、全部もらうから。」




「なっ…!」




ひょいと抱きかかえられて、そのまま私のベットへ。



トスッとベットに下されたと思ったら、今度は首筋に小さな痛みを感じた。

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