最高の誕生日


ベットの柔らかい感触の中で、ぼーっと天井を見上げる。



脳裏に浮かぶのは、朔との思い出ばかりだった。



「朔に告った時は、別の意味で心臓が痛かったのに…。」



今はただ辛くて胸が痛い。



「朔…。」


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