能力家兄妹!
これは、姫奈のセルフバティーのメモリーを映像化し、宙にうつしているのだ。
メイサは手慣れた手つきで次々と画面をクリックしていく。
「…なるほどね、だから、誰もあなたのセルフバティーを修復させられなかったのね」
メイサはふうっと息を吐いた。
「そ、それって…もしかして…直せるってこと…?」
姫奈は思わず大きな声でそう聞いた。
そして、すぐに自分が大きな声を出したことにハッとし、視線を逸らした。
「ええ……悪魔のアビリティー…いえ、失われた悪魔のアビリティーね。アイファルメモリア…ね。聞いたことあると思ったけど、実際に見て思い出したわ」
メイサはそう言ってにっこりと笑った。