できちゃった結婚です!



言われるがまま店長の指差した方を見る。



わたしの手はいつの間にかお腹を撫でていた。



「もう立派なお母さんね」


「お母さん..」



そうだよね、わたしはお母さんなんだ。



たとえ新に断られたとしても


新の子供を妊娠したのは事実だし。


ダメもとで電話、してみようかな




「秋月」


勇気を持ったその時、聞き覚えのある声が聞こえた。



この前会ってから一度も連絡が来なかった、新だった。



「新」


「仕事中悪い。昨日まで海外に出張だったんだ。で、ちょっとどうしてるかなって
思って来てみたんだけど」


「あ、うん」




< 19 / 177 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop