できちゃった結婚です!



「そう、だよね」


「親だから心配してくれてるんだろうけれど。でも杏がちゃんと気持ちを伝えたら、
きっと分かってくれるんじゃないのかな?」



わたしは..何もしてなかった。


お父さんにも、お母さんにも


ちゃんと自分の気持ちを伝えてなかったのかもしれない。


わたしの覚悟も、決意も。


新と一緒になりたいということも。



ちゃんと伝えられなかったのかもしれない。





その日の帰り路、愁子と別れた後、わたしは実家に電話をしてみることにした。


諦めちゃダメだ


そうだよ、あの時新も言ってくれたじゃない



怖いけど

震えるけれど


それでもちゃんと言わなきゃいけないんだ



自分の気持ちがはっきりしてるのだから



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