できちゃった結婚です!
店長はそう言ってわたしの肩をぽんと叩いた。
気持ちなんて微塵もない。
だけどもしかしたら...そう思うと強く否定出来ない自分もいる。
「秋月さん、いいこと教えてあげようか」
「いいこと?」
店長がわたしに笑いかける。
「赤ちゃんってね、いいことも悪いことも全部ここから感じて
聞こえてるのよ」
わたしのお腹に手をあてる店長。
「何も分からないけど。でもね感じる事はできるのよ」
わたしもそっとお腹に手をあててみた。
そっか。
この子はいまわたしの一番近くにいるんだよね。
わたしの体の中にいるんだもの、感じたりすることはできるよね。
「赤ちゃんって不思議なのよね~」