罪のexpiation .
自分の名前は…たしか野村 梨花。17歳で…えっとそれで
あたしは学校の帰りに…

学校の帰りに?

ダメだ。やっぱり何も思い出せない。




そもそも何であたしはこんなところにいるんだろう
自分の住んでた県は海がないはず。
こんな状況になることなんて普通ないはずで…
ってことは夢?
と思ってほっぺをつねってみる。



「う…リアルな痛さ」

やっぱり夢じゃなかったみたい。
生暖かい風も、海のにおいも…これが夢じゃないことをよく分からせてくれる

「あ!」



そういえば携帯!そういや制服のスカートに入れてたんだった!
あたしは、スカートのポケットの中を確認した

え、ない
携帯がない
帰り道では持っていたはずのかばんもないし、ポケットに入れてたはずの携帯もない
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