先生、好きです。


────川崎さん、川崎さん。


…遠くで、誰かがあたしを呼んでる…

あたしの中に低く響く、とても心地いい声。


誰の声だろう…

誰の…


「…さん、川崎さん!」

「はひぃ!?」


急に大声になったから、ビックリして飛び起きてしまった。

すると、目の前にはアキ先生の姿が…


「うっ…わあああああああ?!」

「補習、終わらせないと。」


そんな、にっこりして残酷なことを…!

じゃなくて、寝顔、見られた?!


「あの…先生、見ました?」

「なにを?」

「…寝顔。」

「……。」


無言やめてくださいとても怖いです先生!

< 43 / 43 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

〔B L〕朽ちた無花果
㌦㌦/著

総文字数/32,399

その他79ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
許して欲しい これが不毛な関係であると 許されないことなのだと 分かっているのに、君を手放せない。 愛してしまったから。 深く、愛してしまったから。 いっそ、君を連れ去ってしまおうか。 誰もいない なにもない 遠い、二人だけの世界へ____ 永久に時を止めて、君を愛そう。
【BL】ガーベラの隙間に。∥たんぺん∥
㌦㌦/著

総文字数/10,418

その他12ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
人は皆、役割を持って生まれてくる 人生のどこかで その役割を果たさなければいけない それは、生まれ持った生の義務だからだ 誰が、何をするのか それは本人にも分からない 神のみが、知っている。 ならば、どうやってその役割を 果たせばいいのだろうか 僕の役割はなんなのだろうか 僕は何を果たすために この世に生を受けたのだろうか。 どうして僕は、僕なのだろうか その答えが何処にあるのか 僕はまだ知らない。
〖短編〗アオゾラ。―101ページの思い出―
㌦㌦/著

総文字数/41,601

恋愛(学園)114ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
───…春 桜咲く頃 わたしは、1人の男の人に恋をしました。 「先パイッ!!」 「は────…なんだよ。」 「好きです!付き合ってください!!」 「…またソレ。」 「ソレです!!」 「無理って言ったよな。」 「でも好きなんです!!」 「…チッ。しつこい。ウザい。消えろ。」 「そんな冷たいこと言わないでください~…」 最初はね? 見てるだけでよかった。 でも 自分に“期限”があると知ってしまったから。 この気持ち、抑えたくなんかない。 最初で最後の恋なんだから。 せめて このトキメキを忘れてしまう前に───…。 「一ノ瀬先輩、わたし病気なんです。」 「まだ、2つ貸しがあんだろ…!? 返せよ。 ちゃんと、返せよ…っ!!」 *▷•◦;◦•◁*▷•◦;◦•◁*▷•◦;◦•◁*▷•◦;◦•◁*▷•◦;◦•◁* 切ないお話を、アナタに… これはバンドのお話です。 なんでしょうねぇ…(*´ω`*) なんだか、人気が出ない予感がします(笑 読んでくれた方、 本っっっ当にありがとうございます!! 。゚(゚´ω`゚)゚。 *▷•◦;◦•◁*▷•◦;◦•◁*▷•◦;◦•◁*▷•◦;◦•◁*▷•◦;◦•◁*

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop