♥続・甘々な俺様とふたりきり♥
「美咲」
「あ、輝……」
どうやら、大地くんと一緒に降りてきたらしい。
「あのさ、ほんとに今日はごめん」
「ううん。輝が悪いわけじゃないし」
「いや、まず俺が覚えてないのが悪いわけだから……。もっと警戒心持てばよかった」
「輝……私ね、
あの子に負けないから」
「負けない?」
「宣戦布告されたからには、受けて立つっ」
「いや、みさ「心配しないでねっ」
「お、おう……」
優里のおかげで、
モヤモヤな感情は消えていた。
そうじゃなくて、1年生に対して、
違う感情が生まれた。
安藤由美って1年生には、
絶対に負けないんだからっ