♥続・甘々な俺様とふたりきり♥
バチンっ
「っいたっ……」
何とか追いつき、
由美ちゃんを叩こうとした先輩のビンタを、
私が受け止めた。
右頬じんじんする……。
「……え、美咲先輩っ!?
大丈夫ですか!?」
「大丈夫大丈夫。
由美ちゃんは大丈夫?」
「はいっ……」
それならよかった。
「何よ、輝の彼女……」
「また邪魔しないでくれる?」
「早くどっか行って」
人を叩いておいて、
謝りもしないなんて……。