新撰組は、私を変えた
土方の部屋を出てから俺は、桜の木がある場所に来ていた・・・



綺麗に咲いていた桜は散り、緑の葉がそよ風に揺られて、ほんのり桜のいい匂いが漂った



時「・・・獅鳳か」


獅「おねぇちゃん!」

花のような笑顔を向ける弟の獅鳳・・・


時「お前は・・・俺と一緒で"鬼"なのか・・・?」


獅「うん・・・"鬼"だよ」


時「そっか・・・」

俺は上を向いた・・・そこには透き通るとうな晴れた空があった。
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