Not to memories
気持ち
学校終わり、男と合わなくても、
キャバに行かなくも、
用事がなくて一人でいても、
どうにか生活できている。
そんな日々にも慣れてきた。。

でもやっぱり学校終わってから寝るまでの間、一人で時間を潰しているのが辛いときがある。。。。

そんな時、やっぱり頭の中に出てくるのは、
ゆうとゆいだ。

二人と過ごした日々を思い出す。。

でも私が知らないゆうとゆいがいる。。。

おととい、私の知らないゆいを探しに、ゆいと
ゆうがいた施設に行った。
だが、個人情報だから、
在籍していたということすら
話せないと言われ、
何も聞くことはできなかった。

昨日は、施設後にゆうとゆいが通っていた
小学校にいった。
けど、ゆいのことを知る先生はいなくて、
結局何もわからずじまい。。

今日は中学校に来てみた。
どうせ先生に聞いてもわからないだろう。
そう思いながらも、
職員室にいった。

「君、飯田ゆなさんじゃないかい?」
40代前半ぐらいのいかにも文化系の
先生が声をかけてきた、、、

「え?あっそうです!」

「やっぱり、名橋中の水泳部エース。
懐かしいなー。どうした?」


「あの。私と同い年の佐久間ゆいって子、
ご存知ですか?」


「。。。

。。。

そりゃ。知らないわけないだろ。
あんなことがあっちゃなー」

そうか。在学生が自殺。
それは先生にとったら一大事。。
警察の調べも入っていたのかもしれない。
「理由って聞いてますか?
学校でどんなんだったかとか。。。

。。。

もしかして、いじめにあってたとか。。」


「そういうのは。。」

「言えない規則ですよね。でも。。」

「いじめではなかったと思う。
彼女不登校だったから。。」

「え、、、それって兄のゆうも?」

「さぁそこは知らない。
別に担任だったわけじゃないから
詳しくは知らないが、ゆいさんのことは、
あれこれ調べられたから、
ある程度しってるだけ。

ほらもういいだろ。
高校生だってな、
寄り道せずにちゃんと帰宅して
受験勉強ぐらいしろ」

「先生お願いさいごに一つ教えて!
何で不登校だったの?」

「悪いが知らない。ほら帰れ!」

仕方なく学校を出た。
ゆいが不登校。。

中学に入ってから、私たちの会う頻度は減った。
それは単純に中学に上がって
忙しくなったから。
ゆうも、高校受験があるし、
忙しいんだって思ってた。

ゆいは部活に入ったっていってて、
友達もたくさんいるって、笑顔で言ってた。

私を安心させるための嘘。。。
なんで。。。

ゆうに聞けばなんでもわかるんだろう。。。
でもゆうにもゆいの知らないことはある。。
。。
あっ。そう言えば、
ゆい彼氏の家に荷物を取りに
行ったことがある。。
もしかして彼ならなにか知ってるかも。。。
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