千年の時空を越えて
芹沢 鴨 暗殺命令
大坂から戻ると、周りがざわつく。


芹沢さんは、相変わらず横暴が酷かった。


隊員の中に、佐々木 愛次郎さんという方がいた。



佐々木さんには、恋仲がいた。とっても綺麗なあぐりさん。



ふたりはとてもお似合いで仲睦まじかった。


雪「愛次郎さん、あぐりさん、こんにちは。」


愛次郎「おぉ、雪!どうした?」


雪「芹沢先生のお使いで。遊廓へ行くんです。お二人は、逢瀬ですか?」


愛次郎「ふふ。そうだよ。あ!雪!あぐりに手を出したらだめだよ!雪はモテるから。」


あぐり「確かに雪之助様は、ここらでおなごに人気ありますからねぇ。」


えぇ?そうなの?ってか私、女ですが・・・って言えないけど。


はははと笑って、ごまかして別れた。


この日より愛次郎さんは、元気がなくなる。


そして・・・。二人の遺体が藪の中から見つかった。


他の人の話を聞くと、芹沢さんがあぐりさんを気に入って、愛次郎さんによこせと言ったらしい。


きっと、愛次郎さんはものすごく悩んだはず。



だって、あんなに仲良かったし、相思相愛だった。


佐伯さんが愛次郎さんを騙して斬った後、あぐりさんを強姦をしようとしたらしい。




そしてあぐりさんは自分で舌を噛んで亡くなった。


あぐりさんを手に入れれなかった芹沢さんは怒った。


佐伯さんも誰かに斬られた。


雪「あんなに仲良かったのに・・・。来世で幸せになって欲しい・・・。」


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