千年の時空を越えて

そう言って、篠原さんもとい山崎さんに屯所へ送ってもらう。部屋に入った途端にギュッと抱きつく。


雪「ありがとうございます。山崎様。」


丞「大丈夫か?」


雪「はい。ちょっと、お願いが・・・。女物の着物貸してくれませんか?」



丞「はぁ?何で、そんなもん・・・。」


ジリジリ・・・。抱きついたまま、壁に追いやる。ドンっ。チュ。山崎さんにキスをする。


雪「何も聞かずにか・し・て?」


山崎さんは、真っ赤になってる。


丞「あ、あかんで。そそそそんな誘惑に負けへん。」


雪「丞様・・・。取引しましょう?貸してくれたら白ニャンになってあげます。」


丞「え・・・。ほんま?・・・。あ、あかん!それでもあかんっ。」


後一押し。


雪「じゃあ・・・。白ニャンで接吻はどうですか?なんなら、『丞様、好き』って言葉も付けます。」


丞「しゃ、しゃーないな!」


雪「交渉成立。他言無用でお願いします。」


丞「んなら、おいで。」


着物を借りて、部屋を出る。


雪「今、変身する機械が元気ないので、白ニャンは少し待って下さいね?では。」


そう言って、キスして部屋を出て行った。




残された山崎は、


丞「ほんまに、俺、あの子に弱いわ~。惚れたら負けってこの事やな・・・。」


そう言って、山崎は、警備に戻る。




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