千年の時空を越えて
スパイ





私は、山崎さんと、共に、長州にスパイに来ていた。




雪「篠原殿は、どこへ?」



丞「俺は、奇兵隊に忍び込む。」




雪「では、私は、花街から、探ってみます。」








私は、花街で、働かせてもらうことになった。





以前と同様に、体は売らない。







すると・・・。





雪「お呼び頂きありがとうございます。旦那様・・・。あ・・・。」




高杉「くくくっ。やっぱり、お前か・・・。」





雪「高杉様・・・。お久しぶりです。」




確か、高杉晋作は、長州が、幕府側に流れるのを阻止して、倒幕派に導くんだっけ・・・。




この人の近くにいれば、情報が流れてくるはず・・・。




って、タブで歴史を調べたら良いんだろうけど・・・。





私は、歴史を動かせない・・・。





それからというもの、高杉さんは、毎日のように、花街に来ていた。





この人の花街好きは、本当だったのね・・・。





確か、うのさんという、愛妾が、そろそろ現れるはず・・・。





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