イジメ返し ~復讐の連鎖・はじまり~
「ウッゼェー……」
ポツリと独り言のように呟くと、「だよね」と誰かが続いた。
声の方に視線を向けると、腕を組んだ愛海があたしの席の傍に立っていた。
「あのカンナって子、新村と友達なの?」
愛海の言葉にあたしは首を横に振った。
「分かんない。だけど、やけに親しげだよね~。あの転校生が来てから、新村楽しそうだし。何か見てるだけでイラつく」
「だね。昨日明日香にあんなに殴られたし、今日は休むと思ったのに」
愛海の言う通りだ。