イジメ返し ~復讐の連鎖・はじまり~

「あはははは~!!我ながら超上手くできた~!!かわいすぎーーー!!今年そのメイクはやるかもよ~?」


「ぶっ!!」


「はやるわけねぇーだろ!!」


ヒカリの言葉に他の3人が目を見合わせて吹き出す。


唇がワナワナと震えて呼吸が苦しくなる。


やっぱり……。


愛海達があたしを呼ぶなんておかしいと思っていた。


でも、まさかこんなことをされるなんて思いもしなかった。


めまいがしてきた。


「ちょっと、ごめん……。あたしトイレに……」


スッと椅子から立ち上がると、千代があたしの腕をガシッと掴んだ。


「アンタさ、トイレに行って化粧落とそうなんて思ってないよな?」


「えっ……?」


「わざわざ時間さいて愛海とヒカリがアンタのこと可愛くしてやったんだし、ありがとうぐらい言えよ」


千代の言葉に頭がガンガンと痛くなる。
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