続・元殺し屋と、殺し屋
…ギュッ
「え?」
ふと私は、自分の涙で濡れた手を見た。
…澪鵺の私より細い指が、そっと私を握り返した。
そして。
二重の紫色の美しい宝石が、光を取り戻したかのように輝いた。
「れいっ……」
「…泣くなよ、馬鹿」
私は澪鵺に抱きついた。
そして子どものように、泣きじゃくった。
その数分後。
「はぁ――――――――――ッ!?」
病室に、私の叫び声が響いた。
スーツ姿のオジサンたちが何事か入ってくる。