短編集『秋が降る』
カナが言っていたとおり眠気が襲ってきたのだ。
手の甲で口をぬぐうと、そのままベッドに倒れこむ。

思い出すのは、お父さんでもあの女でもない。

私が愛する恋人の顔。

___暗闇が訪れるのに時間はかからない。















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