爽やか王子と秘密の時間
ドアを静かに開けた。
もう、いないかな…?
と思ってしたが、中に入ると、
「今村?」
昨日と同じように来宮君が来てくれた。
そして、私の涙を見て察してくれたのか、何も言わずに頭をなでてくれた。
「来宮君っ…わたし…ちゃんとい……えたよっ……」
「よく頑張ったな。」
そう言って来宮君は私を優しく抱き締めてくれた。
その行動に慰めてくれているのだと分かっているのに思わず心臓が高鳴る。