きみがいることが理由になる。

「楓、大丈夫?」


晴香が心配してくれたが、とりあえず頷いて仕事を続けた。



パソコンとにらめっこ状態が3時間半くらいたった頃、お昼になった。


けど、食欲もなく水分だけとって仮眠室にこもった。



この仮眠室は、ほとんど利用されていない。
締め切り間際になった時に、泊まったりする人もいるみたい。



ベッドに転がり、きっと一瞬で眠りについた。


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