もう、誰も好きにならない。
つまらなさ過ぎて、コントローラーをその場に転がす二宮くん。
ワタシもそっとコントローラーを手放した。
ゲーム終了。 してしまった。
ゲームをしに二宮くんの家に来たのだから、もう目的はない。
・・・・・・・・・・・・・・帰った方がイイかな。
だって、二宮くんはもうワタシに用事はないだろうから。
「・・・・・・・・・・・・・ワタシ、帰るね」
立ちあがろうとした時、二宮くんの右手がワタシの左手を、二宮くんの左手がワタシの後頭部を捉えた。