月明かりと薄桜 -誠の絆-
「私は…平助くんが生きててくれて嬉しいよ」
不謹慎かもしれない
けれど私の正直な気持ちだった
平助くんと沖田さんが運ばれてきた時
彼らの生死だけが気になって心配で仕方なかった
だからこうして
平助くんが隣にいるのが嬉しい
平助くんが生きていることが嬉しい
だって彼がいなかったら
私はここにいなかったかもしれない
あの時、
平助くんと左之さんが命懸けで守ってくれたから
今の私はここにいるんだもの