月明かりと薄桜 -誠の絆-
屯所へ帰ると門のところで沖田さんが待っていてくれて
私はすぐに夕食の準備を済ませた
沖田さんが手伝ってくれたおかげか
いつもより早く準備し終わった気がする
そしてそれを広間に運ぶと
すでにお腹を空かせていた隊士の方たちが集まっていた
もちろんそこには
新八さんや左之さんもいたわけで…
「「いただきまーす」」
いつも通りの賑やかな夕食
…のはずだったのに
今日はやけに静かだ
箸と茶碗がぶつかり合う音ばかりが耳に入る
いつもの笑い声が…ない