月明かりと薄桜 -誠の絆-
「大丈夫だよ」
震える私を
ぎゅっと抱きしめて
そう何度も何度も彼は言ってくれた
まるで
泣き止まない
小さな子供をなだめるみたいに
優しいその声は
私の心をふっと軽くしてくれた
ずっしりのしかかっていた不安を
沖田さんが少しずつ取り出してくれる
ねえ、沖田さん
私
ずっとあなたの側にいたい
「ごめん…なさい」
私、あなたに隠してたことがある
ずっと秘密にしてたことがある
今言わなきゃ
私
後悔する