秘密*恋
「私は…っ嫌になんかなってない…どうしてそんなこと聞くの…?」

「泣いてたんだろ?目赤いぞ」

「…ッ」

お兄ちゃんが私の頬にそっと触れる。

「不安だった。杏が嫌になったんじゃないかって不安だった」

お兄ちゃんにぎゅうっと抱きしめられる。

「お兄ちゃん…っ」

お兄ちゃんもそう思ってたんだ…

愛しい…

愛しいよ…ッ
< 143 / 212 >

この作品をシェア

pagetop