意地悪な男と恋をはじめます。
一方桜楽はと言うと、しばらく一人ということで違和感を感じていた。もうこのまま洸が戻ってくることないのか。等と悪いふうに考えてしまう。

「間宮さん、作業進んでる?」


桜楽に話しかけて来たのは、先輩である。名前は、橘 祐希。前聞いた話によれば、お家は由緒ただしいところだとか言っていた。
先祖に歴史上人物がいるとか言っていて、正直働く必要ないんじゃないか。会社には、知れられないようにしているから知っている人も少ない。隠れお坊ちゃまだ。

「まぁ、それなりに。」

「ところで間宮さんさ、この後予定ある?」

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