それでも 求めてる

それから

部屋を片付ける。


途中、割れた食器のガラスで

左手首を切った…


痛い。

でも、あたし、生きてるんだ…。


そっと自分の唇に触れる。

神木先輩との、キスを思い出しながら…


龍。ごめんね。

あたし、最低だよ。
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