私の彼氏は専属SP!?
車が道路の端にキュッと止まり天空さんがコチラを向く。

天空「ねぇ、俺の名前呼んでよ……。」

甘く低い声で言うと天空さんの綺麗な顔が近づいてきた。


マルタイには手を出さないんじゃなかったのー!?

私の頬に天空さんの手がそっと置かれ耳元で、お願い、と囁かれて、耳が弱い私はビクッと肩を揺らした。
天空さんに耳が弱いことがバレたのかふっと耳に息を吹きかけられ、体が熱くなるのを感じながらまた肩を揺らした。

もももも、もう無理ーーっ!!

舞姫「そっ、蒼空さんっ………」

消え入りそうな声で蒼空さんと呼んだ。
すると、蒼空さんは目を少し開き満足そうな顔で離れていった。
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